1月6日「安息日の意味」
マルコによる福音書2章23節~3章6節
「安息日は人のためにあるのであって、人が安息日のためにあるのではない。だから、人の子は安息日の主でもある。」(2章27,28節)
黙想
「安息日を心に留め、これを聖別せよ。」(出20:8)という戒めは日々を忙しく暮らして心を忘れた人間が心を取り戻すためにあることをイエス様は示されています。だから安息日は働いてはならないのではなくて、生きるためや人を助けるために働くことは許されています。
これは当たり前のはずが、いつの間にか安息日は働いてはならないという命令に変わってしまい、私たちを縛るものになってしまいました。過去の時代には黒人を差別する政策や公民権制限規定などがありました。現代の規定や慣習にも人を縛るものがあるかもしれません。それらを変えていくことは御心にかなっています。