1月10日 み言葉と黙想

1月10日「地上に現れる神の国」
マルコによる福音書4章21~29節
神の国は次のようなものである。人が土に種を蒔いて、夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。…そしてその穂には豊かな実ができる。(26~28節より)

黙想
御言葉の種が蒔かれると人が世話をしなくても、神さまがそれを芽生えさせ成長させてくださり豊かな実を結びます、とイエス様は教えてくださいました。御言葉の種は聖書を読むだけではなく、親や社会からも蒔かれます。それは隠れた種まきと呼べるでしょう。キリストの教えが行われているところでは人々は隣人どうし、兄弟どうし、「主を知れ」と言って教えることはありません。皆、神を知るからです。そして人々は愛や優しさや寛容といった豊かな実をつけます。