1月20日「耳と口を創造されるお方」
マルコによる福音書7章24~37節
天を仰いで呻き、その人に向かって、「エッファタ」と言われた。これは、「開け」という意味である。すると、たちまち耳が開き、舌のもつれが解け、はっきりと話すようになった。(34、35節)
黙想
イエス様は聴覚言語障害の人の耳に指を入れ、舌をさわり、天を仰いで呻きました。父なる神に祈ったのです。そして「エッファタ」と言われました。するとその人は聞こえるようになり話ができるようになりました。
こんなことが起きるはずはありません。しかしイエス様の呻きに父なる神が応えてくださって奇跡が起きたのです。ある聖書学者は、これは治療ではなくて耳や口を創造したのだと説明しています。世界を造られたお方はこのように私たちを憐れみ、必要ならばお造りになられます。私たちが復活することもここに垣間見えています。