2月17日「ペトロの後悔と回心」
マルコによる福音書14章66~72節
するとすぐ、鶏が二度目に鳴いた。ペトロは、「鶏が二度鳴く前に、あなたは三度私を知らないと言うだろう」と言われたイエスの言葉を思い出して、泣き崩れた。(72節)
黙想
イエス様が捕まえられた夜、ペトロはイエス様が捕まっているところの近くにいて火に当たっていました。するとペトロに「あなたはイエスの仲間だ」と言う者がいました。ペトロはイエス様と一緒なら死んでもいいと言っていた人なのに、その人たちに「知らない。」と言いました。3度否定した時に2度目の鶏の鳴き声が聞こえました。この時、ペトロはイエス様の言葉を思い出し、そして泣き崩れました。イエス様を否定した自分を見ていてくださるイエス様に気づいたのです。約束を破り身勝手な言動をする者であっても決して見離さないイエス様であることに気づいて彼は回心しました。私たちにも回心する機会が与えられています。イエス様の眼差しはいつでも私たちに注がれています。