5月18日 み言葉と黙想

5月18日「アハブ王と預言者イザヤの対決」
列王記上18章16~29節
エリヤは答えた。「私がイスラエルをかき乱しているのではない。主の戒めを捨て、バアルなどに従っている、あなたとあなたの父の家こそがそうなのだ。(18節)

黙想
アハブ王とエリヤの対決です。アハブはエリヤが国を乱していると言い、エリヤはアハブがそうなのだと答えます。そこでエリヤはアハブが信じるバアルやアシェラといった多くの名と「主」(ヤハウェ)の名のどちらが神であるかを、神ご自身に答えてもらうための儀式を提案しました。それはカルメル山に供えた雄牛を神が火をもって答えるよう、それぞれの預言者が自分の神に祈るというものでした。

最初にバアルに仕える預言者がバアルの名を呼んで祈りました。しかし何時間祈っても、身体を傷つけて祈っても何の反応もありませんでした。バアルやアシェラは神の名ではなかったのです。まことの神に祈らなければ祈りは聞き届けられません。