6月3日 み言葉と黙想

6月3日「神のものとなった民」
ペトロの手紙一・1章22節~2章10節
あなたがたは、選ばれた民、王の祭司、聖なる国民、神のものとなった民です。それは、あなたがたを闇の中から驚くべき光の中へと招き入れてくださった方の力ある顕現を、あなたがたが広く伝えるためです。(2章9節)

黙想
キリスト者が選民意識を持つのは決して悪いことではありません。なぜなら、この民は神を愛し神に仕え、人を愛し人に仕える者だからです。この民はイエス様が下さった恵みによって、すべての人や動物、植物、環境のしもべとなることを自らの意志で引き受けます。それが喜びなのです。

人がそのように生きるならば、人は他の生き物と同じく、与えられたもので生きる存在であることを知るようになります。その人が自分のために働かなくても他から与えられるからです。すべてのものを与えてくださる根源は神です。このことを悟らせてくださるのは驚くべき力である聖霊の神です。