8月2日「神の言葉に拠り頼む」
列王記下18章13~25節
大王、アッシリアの王はこう言われる。
お前が頼りにしているものは一体何なのか。
口先だけの言葉が、戦略や戦力だとでも言うのか。
お前は一体誰を頼りに、私に逆らうのか。(20,21節より)
黙想
アッシリア国は古代イスラエル国を滅ぼした後、ユダ国にも攻めてきました。
ユダの王ヒゼキヤはアッシリアの王センナケリブに金や銀を贈り敵対しないことを示しましたが、アッシリアは力を頼みヒゼキヤ王に「口先だけの言葉が、戦略や戦力だとでも言うのか」と告げ、挑発しました。「口先だけ」という言葉に嘲笑が込められています。
しかし神の言葉には力があります、命があります。
目に見える物に頼ることのはかなさや脆さを知らなければなりません。
実際、アッシリアの偶像は忘れ去られ誰も拝む者はいなくなりました。