8月30日 み言葉と黙想

8月30日「祈る喜び、祈られて受ける慰め」
Ⅱテサロニケ2章13節~3章5節
終わりに、きょうだいたち、私たちのために祈ってください。(3章1節より)

黙想
私の青年時代からの友人はキリストの教えを批判し完全菜食主義の生き方を主張する人でした。月に1回程度の手紙のやり取りでの彼の舌鋒は激しく鋭く私に迫りました。私はキリストの愛を伝え続けました。そんなすれ違いの手紙のやり取りが何年も続いていましたが、あるとき彼から「君は決して批判しなかった」という趣旨の手紙をもらいました。私の思いが彼に通じたのではないかと神様に感謝しました。

そしてこのところ手紙が来ないと気にしていたところ、彼のお姉さんから手紙が来て、彼が亡くなったこと、彼は私の手紙を心待ちにしていたことを知らせてくれました。彼は彼なりに私のことを気にかけていてくれたのです。私はそれを彼の祈りだと感じました。彼には彼の生き方がありましたが、キリストの教えを語る私の言葉に心を向けていてくれました。今や彼は神の御腕に包まれて憩っていることを信じ神に感謝します。