9月3日「ネヘミヤの決心と呼びかけ」
ネヘミヤ記2章11~20節
「御覧のとおり、私たちは困難のただ中にある。エルサレムは荒れ果て、その門は火で焼かれたままだ。さあ、エルサレムの城壁を再建しよう。そうすればもう私たちが恥辱を受けることはない。」(17節)
黙想
ネヘミヤは密かにエルサレムの城壁の状態を調べました。エルサレムに住み着いていたサマリア地方の人々はアッシリア国が古代イスラエル国を滅ぼした後にサマリアに住み着いたアッシリア人の子孫で、帰還した人々とは相容れませんでした。城壁再建は彼らの妨害を受けることになります。しかしネヘミヤは神が城壁を再建させてくださると信じて帰還した人々に城壁再建を呼びかけました。そして帰還した人々は彼の信仰の呼びかけに力を受けました。歴史は神が導いておられます。