9月8日 み言葉と黙想

9月8日「貧しい者への神の御旨」
ネヘミヤ記5章1~13節
「神が、この言葉を守らない者をすべて、その家と財産から振るい落としてくださるように。その者はこのように振るい落とされて無一物となるように。」
会衆は皆、「アーメン」と言い、主を賛美した。民はその言葉どおり行った。(13節)

黙想
城壁を補修している間に飢饉が起こり、食料を得るために裕福な同胞から土地や子どもを抵当にお金を借りなければなりませんでした。危機は外部からだけでなく内部からも起きたのです。裕福な人たちは利息を取ってますます裕福になり、貧しい人はますます貧しくなりました。貧しい人たちがネヘミヤに訴えました。ネヘミヤは裕福な人たちに抵当を返すように戒めました。利息を取ることは禁じられていました。神の義を実現して土地や子どもを返すことはヨベルの年(レビ記25章)に行われていたことでした。神はお造りになった人が誰でも生きることができる世界を人間に望んでおられます。