2月12日「葬りの準備」
ヨハネによる福音書12章1~11節
マリアが純粋で非常に高価なナルドの香油を一リトラ持って来て、
イエスの足に塗り、自分の髪でその足を拭った。
家は香油の香りでいっぱいになった。(3節)
黙想
イエス様はマルタとマリアの家で食事をしていました。
するとマリアが300デナリオン(現在の価値で300万円ほど)もする
高価な香油を持ってきてイエス様の足に塗りました。
イエス様を裏切ることになるイスカリオテのユダは香油を売って
貧しい人々に施せば良かったのにと言いました。
ユダには人間的な正義しか見えていなかったのです。
イエス様はマリアの行いを葬りの準備だと告げ、
ご自分が成し遂げようとすることを暗示しました。
しかしユダや他の弟子たちには神の御子が
死のうとされていることが分かりませんでした。