5月7日 み言葉と黙想

5月7日「エドム通過拒否」
民数記20章14~21節

エドムはこのように、その領土を通過することをイスラエルに許さなかったので、
イスラエルはそこから離れて迂回しなければならなかった。(21節)

黙想
エドムは父祖の地カナンの南に位置する土地で、
出エジプトの民の始祖であるヤコブの兄エサウが住んだところです。
そこを通ればカナンはもう目の前です。

しかしエドムの王は通過することを許しませんでした。
それでかなり遠回りしなければなりませんでした。
荒れ野の旅は終わってもカナンに入るにはまだ試練を受けなければなりませんでした。
試練が続いてもモーセは出エジプトの民を指導してカナンを目ざします。
モーセは、自分がカナンの地に入れなくても、
神に与えられた使命を自覚し全うしようと努力を続けます。