7月22日「エゼキエルの召命」
エゼキエル書2章1節~3章27節
私があなたに話すとき、私はあなたの口を開く。
そこであなたは彼らに『主なる神はこう言われる』と言わなければならない。
聞く者には聞かせ、拒む者には拒ませよ。彼らが反逆の家だからだ。」(3:27私訳)
黙想
ここにはエゼキエルの召命の出来事の続きが記されています。
主はエゼキエルに主の言葉を与え、それを語るよう命じます。
もし彼が語らなければ人々は命を失い、その責任を彼に問う、と主はエゼキエルに告げます。
このようにしてエゼキエルは預言者として召命を受けました。
彼の語る預言(神の言葉)は捕囚の人々にはとてもあり得ないこと
として受け取られましたが、後に預言は成就するのです。
イエス様は神の権能をお捨てになって人として生まれ、私たちに神の言葉を語りました。
それはブドウ園のたとえ(マルコ12章ほか)にある
召使い(預言者)の派遣ではなく、神の独り子の派遣であり、
完全な人間の解放と救いの出来事です。