8月21日「導いてくださる神の言葉」
エゼキエル書20章1~32節
私は私の名のために行動し、彼らが住む諸国民の前で、私の名が汚されることのないようにした。
すなわち、彼らをエジプトの地から導き出し、諸国民の前で彼らに私を知らせたのである。
あなたがたは、『我々は諸国民のように、また各地の諸氏族のように、木や石に仕えよう』と言っているが、
あなたがたの心に思い浮かべることは決して実現しない。(9、32節より)
黙想
主なる神に仕えず「木や石に仕える」とは自分の欲望や傲慢によって生きることを指します。
この世界を支え人を苦難の中から救い出してくださる神を知らなければ、
私たちは自分の今を偶然や自分の力によるものだと思ってしまいます。
偶然であればこれから先に何が起きるか不安を抱き続けて生きなければならず、
自分の力であれば努力が無に帰すことを思い知らされる時が来るでしょう。
神は愛ですから神に仕えるならば人生を平安のうちに喜びをもって生きることができます。