9月26日 み言葉と黙想

9月26日「御言葉を聞いておこなってみる」
ローマの信徒への手紙10章1~13節
「言葉はあなたのすぐ近くにあり、あなたの口に、あなたの心にある。」
これは、私たちが宣べ伝えている信仰の言葉です。(8節より)

黙想
私はこの御言葉を耳にして列王記下に登場するナアマン将軍を思い出しました。
この人は隔離される病を患っていて神の人と呼ばれるエリシャに
病を癒してもらおうと使いを出しました。
エリシャは使いに「ヨルダン川に行って、七度身を洗いなさい」という伝言を伝えました。
ナアマンはその伝言を聞くと
「エリシャは偉大なことをして私を治さないのか」と怒りました。
しかし思い直してその通りにすると病は治ったのです。

人は救われ解放されるためなら、天に上り地の果てまで行きたいと思うのに、
救いの言葉に耳を傾けることはない、ということを伝えているのだと思います。
すでに救いの言葉は私たちの近くにあります。
それに気づき、聞き従うならば救われるのです。