10月13日 み言葉と黙想

10月13日「罪の自覚」
ゼカリヤ書1章1~6節
彼らは立ち帰って言った。
『万軍の主は、我々の道と行いに従って我々を扱うと計画され、そのようにされた。』」
(6節より)

黙想
今日からゼカリヤ書を読みます。
預言者ゼカリヤの名は「神は覚えておられる」という意味です。
バビロニアがペルシャに滅ぼされユダヤの民がエルサレムに帰還して
神殿建設を始める前の頃に主の言葉がゼカリヤに臨みました。

主はユダヤ人を見捨てたままにはされませんでしたが、
彼らが罪を自覚するように言葉を与えます。
ユダヤ人の先祖は「万軍の主は、我々の道と行いに従って我々を扱うと計画され、
そのようにされた。」(6節)と言い、
主の道を外れたから国が滅び捕囚になってしまったことを告白しました。
罪を自覚すると人は絶望感にとらわれますが、そこから新しい生の可能性が開けます。