10月14日「解放の時」
ゼカリヤ書1章7~17節
私の町は再び良いもので満ち溢れ、主は再びシオンを慰め、
エルサレムを再び選ばれる。(17節より)
黙想
ユダヤの民がバビロン捕囚になってから70年、
当時のひと世代以上の年月が経ちました。
エルサレムを知っている者はいなくなりましたが
子や孫たちは主なる神を信じて暮らしていました。
そんな折、ゼカリヤに主の言葉が臨みました。
主はエルサレムを神の都に選ばれると言われます。
これはユダヤの民が捕囚から解放されエルサレムに帰ることができるということです。
長い年月を捕囚として暮らし、自由になることはないのではないかという思いが芽ばえながらも、
主なる神を信じて待ち望んでいた民に朗報がとどきました。
解放の時は主の御心によって訪れます。