10月18日「巻物と升」
ゼカリヤ書5章1~11節
私が再び目を上げて見ると、巻物が飛んでいた。
「これは全地の面に出て行く呪いである」。
「そこに出て来るのはエファ升だ。これは全地にある彼らの罪である」。
(1、3、6節より)
黙想
預言者ゼカリヤに与えられた幻のことが記されています。
「巻物」は神の裁きの象徴で、盗人や偽証人は巻物の呪いによって
地の面から一掃されるといいます。
またエファ升は盗人や偽証人の目を象徴しており、
その升は人間の傲慢を象徴するバベルの地に置かれるという幻です。
神が創造した世界に罪が入り込み人間が堕落した象徴が幻として示されています。
人間は現実や自分の醜さにもかかわらず、
罪のないものとして創造されたことを知らなければならならないと思います。
罪から離して救ってくださるのは救い主イエス様です。