11月4日「真理を伝える」
テモテへの手紙2・2章14~26節
反対する者を柔和な心で教え導かねばなりません。
もしかすると、神は彼らを悔い改めさせ、真理を認識させてくださるかもしれません。
こうして彼らは、悪魔に捕らえられて意のままにされていても、
目覚めてその罠から逃れることもあるでしょう。(25、26節)
黙想
キリスト者はイエス様に倣う生き方をしようと志しています。
しかしそれは力が支配するこの世の価値観とは違う
無償の愛が支配する神の道ですから、多くの反対者に出会います。
誘惑する者はこの世の楽しみに誘います。
人よりうまく立ち回る者が利益を得ているように見えてしまいます。
しかしその行きつく先は争いです。
人と比較して人生に満足を覚えなければならない生き方は本当の生き方ではなく、
神に導かれて他者と共に自分の人生に満足を覚える生き方こそ幸いです。
この生き方に反対する人たちを言い負かそうとするのではなく、
言葉と態度で幸いの道を伝えたいと思います。