本日から、使徒言行録を時々読んで行こうと思っています。使徒言行録は、ルカによる福音書を書いたルカが書いた、福音書のいわば続編です。
イエス様の十字架と復活、昇天を経て、ペンテコステ(聖霊降臨)の出来事が起こり、教会は誕生していきました。
イエス様の十字架の時、弟子たちは皆イエス様を裏切って逃げてしまいましたが、その後の弟子たちが、どのように神の力を受けて、変えられて行き、教会が誕生したか。その後、どのような苦労、苦難を乗り越えながら、教会は増え広がっていったのか、教会の形成が分かる貴重な文書です。
使徒言行録の初めの部分は、ペトロが中心ですが、その後9章でパウロの回心があり、その後、パウロの活動を中心に語られていきます。
使徒言行録は「聖霊行伝」とも呼ばれ、神の力=聖霊の働きに力づけられ、弟子たちがいかに強められたか、ということが中心に語られていますが、それは現代の私たちにも繋がっていることを覚えつつ、読んで行きたいと願っています。