7月24日牧師室より

アッシジのフランチェスコの詩を紹介します。彼は自然の中に神を見ています。世情不安を覚える人が多いですが、主が与えてくださった自然は命を支え続けています。

太陽のうた

いと高く、いと強き、主、わが神よ。
賛美も、さかえも、ほまれも、みな主のもの、
豊けき恵みも。

主にこそすべてはふさわしい。いと高き主。
だれひとり人は、口にする資格もない、
主の御名を。

主をこそほめたたえよ、すべての被造物と共に。
わけてもとくに、兄弟なる太陽と共に、
朝が来る、主こそは、まことの光のみなもと。
美しい太陽、燦然と輝くその光。
いと高きにいます主、太陽こそは主のしるし。

主をこそほめたたえよ、姉妹なる月、星のため。
大空に、月星をつくってくださったのは主、
きよらかで、いとおしく、とてもきれいに。

主をこそほめたたえよ、兄弟なる風のため、
空気のため、雲のため、
澄んだみ空、また、すべての季節のため。
季節こそは、被造物に
生活の支えとして与えられたもの。

主をこそほめたたえよ、姉妹なる水のため。
水は、とても役に立って、つつましく、
たいせつで、そして、きよらかだ。