初代教会に加わる人たちが増えていろいろな問題が起こってきた時、使徒たちは信徒をすべて呼び集めて「私たちが神の言葉をないがしろにして食事の世話をするのは好ましくありません。あなたがたの中から、霊と知恵に満ちた評判の良い人を7人選びなさい。わたしたちは、祈りと御言葉の奉仕に専念することにします」と言いました。一同はこの提案に賛成し、7人を選んで使徒たちの前に立たせ、使徒たちは祈って彼らの上に手を置きました。こうして神の言葉はますます広まり、弟子の数は非常に増えていきました(使徒6:1-7より)。また使徒パウロは教会に遣わされた弟子が忠実に職務を行うことができるように教会ごとに長老たちを任命し、断食して祈り、彼らを主に任せました(使徒14:23)。
土気あすみが丘教会には総会で選ばれた役員が6人います。役員は土気あすみが丘教会規則に則って選挙で選ばれるのですが、選挙を掌っておられるのは主なる神です。役員は総務、会計、伝道、奉仕、礼拝、教育を担っています。奏楽者は奏楽技術が必要なため選挙で選ぶことはありませんが、奏楽者も神を賛美するために主によって選ばれます。
年度の初めに役員と奏楽者の任職式をするのはこの方々が主から任命されていることを一同が信じその務めを忠実に果たすことができるように祈るためです。そして信徒お一人お一人が奉仕を主に献げることで教会はその働きを発揮します。この奉仕の務めが人につまずきを与えず、神に仕える者として大いなる忍耐をもって、真理の言葉、神の力によって果たすことができるように祈り仕えていきましょう(Ⅱコリ6:3-7より)。