1月19日牧師室より

1月13日(月・祝)に西千葉教会で千葉県信徒大会が行われました。千葉支区の教会は総じて信徒の高齢化が進み教会の勢いが失われている状況だそうです。しかし私は、土気あすみが丘教会は瑞々しい信仰に生きている人たちばかりで教会に活気があると思います。年齢と若さは別物だと思うのです。

講演をおこなった元東京神学大学学長で現在は理事長の近藤勝彦牧師は教勢が衰えている状況を直視しつつ、御言葉に養われて祈り「いつも喜ぶ、飛び上がって喜ぶ」強固な信仰を語られました。

喜びと言えば苦難から解放された時の喜びこそ大いなるものではないかと思います。イザヤ書56~66章には異国のバビロンで捕囚となっていたユダヤの人々がエルサレムに帰還した頃の預言の言葉が記されています。エルサレムは破壊され荒廃していました。人々は望郷の故郷に帰って現実に打ちひしがれました。そんな中でイザヤは神の約束の言葉を語ったのです(イザヤ62:1-5)。

新約聖書にも喜びの出来事が書かれています。イエス様はまだご自身の時ではない時に祝宴の席に喜びの象徴であるぶどう酒を現わして窮状をお救いになりました(ヨハネ2:1-11)。祝宴の主人も招かれていた人も、どうしてぶどう酒が豊富に出てきたのか知りませんが、皆が喜びの祝宴を続けることができました。

神は私たちが気づかぬうちに試練や窮状をお救いくださいます。苦難は永遠に続くものではありません。主の時が来れば苦難から解放されます。神の約束を持ち続けて人生を歩みたいと思います。