昨今では電話やSNS(インターネットでの交流の場)を利用した詐欺が横行しています。人間の射幸心や近親者への情愛につけ込み大金をだまし取るものです。誰でも電話やSNSでの言葉を信用することはないと思っていますが、詐欺グループは人間の心理を悪用してあり得ないことを信じさせてしまいます。カルトの誘惑も私たちの身近に存在しています。私の身近にも詐欺に遭った人や遭いそうになった人がいます。
イエス様が宣教を始められる前に悪魔から誘惑を受けられたのは私たち人間が受ける誘惑をイエス様も体験した出来事ではないかと思います。イエス様は悪魔の誘惑を聖書の御言葉によって退けられました。御言葉を心に留めておくことは誘惑に打ち勝つ大きな力になります。ある人は孫と偽る詐欺の電話に「主を信じなさい」と言ったところ相手は電話を切ったそうです。
2月24日に千葉支区の社会部が主催して『カルトの現実』と題する講演会が西千葉教会で行われました。講師の竹迫牧師(白河教会)は大学生の時にカルト会員となり、脱会して牧師になった人ですので、カルトの恐ろしさが具体的に伝わってきました。
教会はカルトとは違うと主張していますが何が違うのかを言葉にして伝えなければなりません。竹迫牧師は、「カルトは呪いを語って不安にさせる。自分たちの教え以外のものを見聞きしないようにマインドコントロール(意識を支配)する。」と教えました。
私たちは惑わされないように御言葉に堅く立ち目覚めていたいと思います。そうすれば主に守っていただけます。