1995年3月20日はオウム真理教が地下鉄サリン事件を起こした日で、今年はその事件から30年になります。某新聞に送迎役として事件に関わった無期懲役囚の杉本受刑者の言葉が書かれていました。当時、彼はサリンをまけばオウムは確実に崩壊するという思いを強く持ったにもかかわらず、「尊師の説く救済の実践に違いない」と自分を納得させて犯行に及んだそうです。
なぜそんな恐ろしい団体に入り犯罪を犯すのかというと、そこには巧妙な仕掛けがあります。旧統一協会から脱会した竹迫之牧師(白河教会)は協会のミニキャンプに参加し、互いにほめ合うことで受け入れられる喜びを実感したのがきっかけで入会したそうです。しかしそれは入会させるための手段でした。その後に戦時中の日本軍の所業を示すビデオを何時間も見せられ、自分が日本や世界を救わなければならないという気持ちにさせられました。救うためには人をだましてもいいという気持ちにもなったそうです。
その後に家族の努力で脱会を支援する人たちと出会うのですが、脱会させる手段も教え込まれていたために、その人たちの説得によっても考えを変えることはありませんでした。しかし竹迫先生が勧誘した数人の人々は脱会を支援する人々の説得によって脱会することができました。そのことを知った旧統一協会の人々は竹迫先生を敵と見なして攻撃するようになったそうです。その攻撃を受けて彼はようやく目が開けて脱会することができました。それでも脱会してから長いこと呪いの後遺症から抜け出ることができなかったそうです。
土気あすみが丘教会は呪いによって縛ることはしませんし、救いを語ります。またキリストを救い主と信じることも、信じないで他のものを信じることも自由です。キリストの救いを信じて洗礼を受ける自由があります。