今年は、マルチン・ルターが宗教改革を行ってから500年目を数える年です。カトリックの司祭であったルターが、「贖宥状を買うことで、煉獄の霊魂の罪の償いが行える」と言われながら贖宥状が売られていたことに大きな問題を感じ、ヴィッテンベルグ城の城門の「95か条の論題」を貼りつけたのが、1517年10月31日のことでした。
このことがきっかけとなり、それ以前から指摘されていた教皇位の世俗化、聖職者の堕落などへの信徒の不満と結びついて、ローマ・カトリック教会からプロテスタントの分離へと発展していきました。
今年は今後、日本基督教団でも、宗教改革500年を記念して、さまざまな計画があります。まず、6月22日(木)富士見町教会で、記念礼拝をささげることから、500周年事業が始められるようです。これらのことも、どうぞお憶えください。