NHK朝ドラ『あんぱん』の主題歌に用いられているRADWIMPSの『賜物』には次のような歌詞があります。「生まれた意味書き記された手紙を僕ら破いてこの世界の扉明けて来たんだ。生まれながらに反逆の旅人」。生まれてきたのには意味があるけれどもその手紙を破いてしまったと歌っています。そして、「人生訓と経験談と占星術または統計学による教則、その他の参考文献が溢れ返るこの人間社会で、道理も通る隙間もないような日々だが今日も超絶G難度人生を生きていこう」と歌います。超絶G難度人生という言葉に生きることはいかに大変かが現れているように思います。このような歌が人気なのは共感する人が大勢いるからではないかと思います。
イエス様は「自分の十字架を背負ってついて来る者でなければ、だれであれ、わたしの弟子ではありえない。」(ルカ14:27)と言われました。自分の十字架とはその人の使命のことです。人は使命を自覚しているときには苦しくても頑張れます。さらにその頑張りに寄り添ってくれる人がいれば継続することができます。生まれてきた意味とは使命のことで、それが分かれば人生は超絶な苦しさであっても生きていけます。そして喜びがあります。
イエス様を信じることによって、それぞれの置かれた立場で人のため神のために働くことは使命を果たすこと。そしてイエス様が寄り添っていてくださることを信じれば重荷は軽くなります。イエス様は私たちを罪の束縛から救うという一番重い使命を担われました。私たちはイエス様に倣う者になりたいと思います。