世界は混沌とし暗やみが深まっているように思えます。ニュースは不安をあおるものばかりです。それぞれの人も課題を抱えつつ日々を暮らしていることだと思います。
2000年ほど前のユダヤや周辺諸国では救い主が現れるという期待が広がっていました。そしてそのお方は誰なのか知りたいという願いがありました。日本に住んでいる現代の私たちも救い主がおられるならばそのお方を知りたいと願うかもしれません。しかし多くの人はそのようなお方はいないと諦めている、あるいはそのようなお方に頼ることは弱い人間であり自分はそうではないと頑張っているのではないかと思います。誰にも頼ることなく自己責任で何とかしなければならないと思い込まされているのです。親しい仲間や家族や親戚に頼れればいいですがそうできない場合も多いでしょう。しかし自分の力だけで解決できる問題は多くはありません。
救い主はおられます。自分でそのお方を確認できなければ、証言する人の言葉を聞けばよいのです。牢に入れられていたバプテスマ(洗礼者)ヨハネは弟子をイエス様のところに派遣しました。イエス様は彼らに「行って、見聞きしていることをヨハネに伝えなさい」と言われました(マタイ11:4)。彼らは自分たちが見聞きしたことを伝え、ヨハネはそれを聞いて救い主を知ったことでしょう。
証言は聖書に記されています。それを読んで救い主を知ることができます。現代のキリスト者も証言者です。イエス様の言葉に従って行動してみれば確信が得られるでしょう。