2月8日牧師室より

「あなた方キリスト者とはどういう存在ですか」と問われた時に、私たちはあるがままの姿で「地の塩、世の光です」(マタイ5:13~14)と答えることができます。

塩は溶けて見えなくなりますが、食べものを美味しくしたり腐敗を防止します。「地の塩」は「義を行い、憐れみを愛し、へりくだって神と共に歩むこと」(ミカ6:8)です。光は道を照らす希望です。闇の中では小さな光でも人々はそれを見ることができます。「世の光」は「悪による束縛を断ち、虐げられた人を解放し、飢えた人や貧しい人と共に生きること」(イザヤ58:6~7)です。

太平洋戦争の真珠湾攻撃で飛行隊総指揮官として出撃し「われ奇襲に成功せり」(トラ・トラ・トラ)と打電したことで知られる淵田美津雄氏は敗戦まで生き延びましたが、戦後、命を懸けて守った人々から迫害を受けて人間不信に陥りました。しかし神は不思議な御業により彼を回心させました。彼は自分が生かされた意味を知って献身し、自分の体験を通じてキリストを伝える証し人として残りの人生を捧げました。彼は暗闇の中にいましたが、キリストの贖いによる赦しを受けて世を照らす光になったのです。(興味のある方は受付にある証『真珠湾からゴルゴタへ』をお持ち帰りください。)

今や武力による安全保障を唱える声が大きくなっています。敵がいるので守らなければならないという風潮があります。敵は私たちの心にしかいません。集める者は恐れ、分かち合う者は平安です。この当たり前のことを悟れば自ずとどのような行動をすればよいかが分かります。