2月15日牧師室より

衆議院議員選挙の結果は自民党が3分の2を超える議席を得ました。ある新聞は「積極財政への懸念に加えスパイ防止法や憲法改正など首相が意欲を示す政策の進め方も焦点となる」と書いています。自民党の憲法草案では「天皇は日本国の元首…」と記されています。問題は、皇室神道において天皇は皇祖神の直系子孫だということです。天皇がこの面を持っていることで憲法が改正されると将来信教の自由が制限されることになるのではないかという懸念があります。
信教の自由が制限されるようなことにならないように普段から声をあげることが大切です。2月11日に西千葉教会主催で行われた「2・11信教の自由を守る日」集会に、私たちの教会から多くの人が参加し辻哲子牧師(95歳)の語る戦争証言と私たちが心がけることを聞きました。
夫の父啓蔵牧師の治安維持法違反による投獄と獄死や日本基督教団が啓蔵牧師の教師職を剥奪したことなどの生々しい証言を聞きました。そして辻先生は教団が戦後に過ちを悔いて制定した信仰告白の重要性を指摘しました。「聖書は…信仰と生活との誤りなき規範なり」とは信仰と生活を分けないということ(戦中は分けてしまった)、「教会は…主の再び来りたまふを待ち望む」という信仰を保つこと(戦中は保てなかった)を強調されました。
イエス様が神の子であることは洗礼の時と山上の変容(マタイ17:5)の時に御父自ら告げました。上よりの権威に従うならば、信じていることを素直に表明することは難しいことではありません。