9月20日(木)千葉内房分区牧師会で、かにた婦人の村に行って参りました。ここは社会福祉法人べテスタ奉仕女母の家の運営する、婦人保護長期入所施設です(「奉仕女」とは、ドイツ語のディアコニッセの略)。「売春」ということが法律で認められていたかつてのこの国で、それらを問題視し闘ったのはクリスチャンの女性たちでした。1956年売春防止法が遂に施行され、女性たちの社会復帰と、また何らかのしょうがいを持つ人々のための、長期収容施設―コロニー―として、かにた婦人の村は創られました。そこで暮らす人々の多くは、そこで生涯を終えられます。共に食卓を囲み、良き時間を過ごさせていただきました。私のお話しした方々は皆、そこでの暮らしに満足をしておられることが分かりました。
長年施設長を務められた天羽道子さんは、土気あすみが丘教会が10年前訪問をしたことをよく覚えておられ、わざわざご挨拶をくださいました。感謝な時でした。