7月8日「恵みを受けるように」
コリントの信徒への手紙二・1章12~22節
このような確信をもって、私は、あなたがたがもう一度恵みを受けるようにと、まずあなたがたのところへ行く計画を立てました。(15節)
黙想
洗礼を受けキリストに倣って人生を歩もうと決心した人たちが福音の真理から外れて争いをする。このようなことが使徒パウロの時代からありました。この世界では力の論理がまるで真理のように語られ、多くの人がそれに従って生きています。キリスト者がこの現実の中で福音の恵みに留まることは難しい。
しかしパウロは神の恵みを確信して「神は真実な方で御言葉はそのとおりです」と私たちに語り、福音に従って生きることがまことの人生を生きることだと伝えます。力に頼るのではなく神に頼る生き方があります。パウロの言葉を吟味するならば幸いな人生に留まることができます。
今日も主の祝福をお祈りいたします。