7月28日「主に信頼し弱さを誇る」
コリントの信徒への手紙二・11章16~33節
誇る必要があるなら、私の弱さを誇りましょう。(30節)
黙想
パウロは福音を伝える旅で、これは彼の人生のすべてでしたが、幾度も苦労し、死にそうな目に遭いました。しかしパウロはこの個所以外ではそのことを多くは語っていません。パウロは生粋のユダヤ人であり、キリストに仕えることにおいてはパウロを批判する人々より以上にそうでした。
そのパウロが「誇る必要があるなら、弱さを誇る」と書いています。この世的な誇りではなくキリストに仕える謙遜を誇っているのです。人間は弱いが神は偉大で私たちを導いてくださるという信仰に裏打ちされている弱さの表明です。私たちもパウロのようでありたいと願います。
今日も主の祝福をお祈りいたします。