8月27日「義認ということ」
創世記15章1~11節
アブラムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。(6節)
黙想
今日の聖句は使徒パウロがローマ書に証し、ルターが宗教改革に向かうきっかけとなった言葉です。アブラムは自分の状況が神の言葉を実現するには全く不足しており、自分にはできないと知っているにもかかわらず、神の言葉を信じました。自分の理解を超え、能力を超えることであっても、神がお働きになり人に介入されるならば必ず実現する。このことをアブラムは実現する前に信じました。
これはアブラムが神にへりくだっていたからあって、アブラムの信じる力が大きかったということではありません。神の言葉を信じるとは実現を確信することであり、そのことによって神はアブラムを義と認められました。
イエス様は神の愛を体現なさいました。聖書によってこのことを信じることも義認に属します。
今日も主の祝福をお祈りいたします。