10月22日 み言葉と黙想

10月22日「タマルの計略」
創世記38章12~23節
彼が、「どんな保証の品がいいのか」と尋ねると、「ひもの付いた印章と、手にしておられる杖です」と彼女は答えた。ユダはそれを渡し、彼女のところに入った。こうして彼女はユダによって身ごもった。(18節)

黙想
タマルはユダの3番目の子シェラが成人したのに妻にしてもらえないことが分ると、ユダが近くに来るときに神殿娼婦の身なりをしてユダに近づき子を宿しました。当時の慣習において直系の子は重大な意味を持っていました。マタイ福音書の冒頭にイエス様の血統が書かれているのはユダヤ人にとって大きな意味を持っていました。日本でも類似の思想があります。タマルはユダに保証の品を求め、ユダは印章と杖を渡しました。この保証の品がタマルを救うことになります。今日も主の祝福をお祈りいたします。