11月21日「ヤコブの遺言」
創世記49章22~33節
私は間もなく先祖の列に加えられる。その時は、私をヘト人エフロンの地にある洞窟に、先祖と共に葬ってほしい。(29節より)
ヤコブはすべての息子を祝福し息絶えました。その人生は、弟でありながら父の祝福を奪い、家を出て叔父の家で20年間下僕のように家畜の世話をし、神との格闘を経て神に従う者となり、そして兄と劇的に和解して父の家を継ぎました。その後は大飢饉の時にヨセフに助けられエジプトに寄留するようになりました。彼の人生は主が導いたのであり、彼はその主に従いました。彼の遺言は自分を父や祖父と同じカナンの地に葬って欲しいというものでした。エジプトで一族が繁栄してもヤコブは神が父祖に与えてくださった故郷を忘れませんでした。
私たちは死んで天に帰ります。そこが私たちの故郷であり、私たちはそこで安らぎます。
今日も主の祝福をお祈りいたします。