12月19日 み言葉と黙想

12月19日「幸いと不幸」
コヘレトの言葉7章1~14節
幸せな日には幸せであれ。
不幸な日にはこう考えよ。
人が後に起こることを見極められないように
神は両者を造られたのだ、と。(14節)

黙想
コヘレトは人生の真実を「死ぬ日は生まれる日にまさる」と語ります。人生は喜びよりも苦労の方が多いものです。「幸せを数えたら片手にさえあまる、不幸せを数えたら両手でも足りない」という歌がはやったことがあります。これに共感する人が多かったからでしょう。今も昔もこのことは変わりません。

幸せな時ですらそれが長続きしないことを恐れて心から喜べないかもしれません。しかしコヘレトはその幸せに満足することを教えます。そして不幸に悲しまないように「神は人が未来を見極められないように幸せと不幸を造られた」と語ります。この神を信じて日々を過ごしたいと思います。
良い一日をお過ごしください。