2月26日「ダビデの決意」
サムエル記上17章28~40節
ダビデはさらに言った。「ライオンの手、熊の手から私を救い出してくださった主は、あのペリシテ人の手からも、私を救い出してくださいます。」サウルはダビデに言った。「行くがよい。主がお前と共におられるように。」(33節)
黙想
ダビデはサウル王にゴリアトと闘うことを伝えますが、サウルは竪琴弾きのダビデが立ち向かえる相手ではないと相手にしませんでした。それでもダビデは羊の世話をしていてライオンもクマも打ち殺してきたことを話して戦う決意を表明しました。サウルはダビデがゴリアトと闘うことを認めました。
ダビデは主なる神が自分を救い出してくださることに信頼をおいています。彼は鎧や兜をつけず剣を持たずに羊飼いの道具である石投げを手にしてゴリアトに向かっていきました。ダビデの行動は無謀とも思えます。しかし彼は神が彼を守ることの徴として油を注がれた者でした。この戦いは神の戦いだったのです。