3月9日 み言葉と黙想

3月9日「サウルの本音」
サムエル記上20章24~34節
エッサイの息子がこの地上に生きているかぎり、お前もお前の王権も安泰ではないのだ。すぐに人をやって彼を捕らえ、私のもとに連れて来い。彼は死ななければならない。(31節)

新月祭の席にダビデがいないことを知ったサウル王は息子ヨナタンに問いただし、ダビデが無断でベツレヘムに戻ったことを知って激怒しました。そしてヨナタンに、ダビデが王位を狙っているからダビデを殺すという本音を告げました。ダビデは油注がれた者であってもサウルを力や計略で王位から排除するようなことはしていないばかりか、サウルのために危険な戦いに何度も出て行きました。それにもかかわらずサウルは疑心暗鬼になってしまったのです。サウルは多くの部下を持ちながら孤独でした。

疑心暗鬼や恐怖にとらわれたら主なる神に祈ることです。神さまから信頼や慈しみの心が与えられます。