3月11日 み言葉と黙想

3月11日「ダビデと祭司アヒメレク」
サムエル記上21章1~9節
そこで祭司は、聖別されたパンをダビデに与えた。その日は、パンを取り替えて焼き立てのパンを備える日で、普通のパンがなく、主の前から取り下げた供えのパンしかなかったからである。(7節)

ダビデはサウルから逃れて祭司アヒメレクのところに行き食べ物を求めました。祭司の元には祭壇に供えるパンしかありませんでしたが、祭司はそれをダビデに与えました。律法の規定は緊急避難の措置が許されていたからです。
この出来事は後に、イエス様の弟子たちが空腹のため安息日に麦の穂を摘み、それをファリサイ派の人たちが咎めた時に、イエス様が反論に用いた出来事です(マルコによる福音書2章23~28節)。神さまは後の世のためにダビデを通して出来事を起こされていました。歴史を貫く神さまの導きを感じます。