3月17日 み言葉と黙想

3月17日「ただ主の憐れみによって」
サムエル記上24章1~15節
わが父よ、よく御覧ください。あなたの上着の端が私の手にあります。私は上着の端を切り取りながらも、あなたを殺そうとはしませんでした。どうか分かってください。私には悪意も、背く意志もありません。あなたに対して罪を犯しておりません。それなのに、あなたは私の命を奪おうと付け狙うのです。(12節)

黙想
サウルはペリシテを追い払った後、再び精鋭を引き連れてダビデの所に向かいました。サウルはある洞窟で用を足そうとしましたが、そこは何とダビデが潜んでいる所でした。ダビデの部下は千載一遇のチャンスなのでサウルを殺すように進言しましたが、ダビデはサウルの上着の端を切り取ることだけしかしませんでした。
自分を追い詰める者に憐れみを示すことは私たちの力では出来ません。ただイエス・キリストの十字架のあがないによって、私たちは怨みを超え、憐れみを示すことができます。