5月5日「アブシャロムの帰還」
サムエル記下14章12~24節 ヨアブは立ってゲシュルに向かい、アブシャロムをエルサレムに連れて帰った。(23節)
黙想
ダビデは家臣ヨアブに息子アブシャロムを連れ戻すように命じ、アブシャロムはエルサレムに戻ってきました。しかしダビデは謁見させず、王子としての地位を回復させませんでした。ダビデが心から赦すのであれば、神の裁きはダビデ王家の祝福につながったでしょうが、ダビデにはそれができませんでした。問題の本質を探究せずに表面的な解決を図っても問題は解決しません。ダビデもアブシャロムも神に立ち帰らなければ溝は埋まることがありません。