5月6日 み言葉と黙想

5月6日「優柔不断の問題」
サムエル記下14章25~33節 ヨアブは王のもとに行き、事の次第を報告した。王はアブシャロムを呼び寄せ、アブシャロムは王のもとに来て、その前で地にひれ伏した。王はアブシャロムに口づけをした。(33節)

黙想
ダビデ王はアブシャロムに2年間も会わずに、裁くことも赦すこともしませんでした。ちょうど未決囚が何年も放っておかれているようなものです。アブシャロムはたとえ死ぬことになろうとも王に面会して裁決を下して欲しいと思いました。彼は不法な手段を用いて父ダビデ王に面会することができましたが、ダビデは彼への愛を示すだけで裁決を下しませんでした。アブシャロムもダビデも神を忘れて人間的な情に流されています。神に祈って心を砕かれることなしに正しい判断はできないことを知らされます。