5月19日「ダビデの帰還」
サムエル記下19章16~30節
サウルの孫メフィボシェトも王を迎えに下って来た。彼は、王が去った日から無事に帰還したその日まで、足も洗わず、ひげもそらず、衣服も洗わなかった。(25節)
黙想
ダビデはヨルダン川を渡ってユダヤに帰還し、イスラエルの人たちはダビデを出迎えました。シムイというサウル家の男はダビデを呪っていましたが、王はシムイを赦しました。サウルの孫でヨナタンの子のメフィボシェトは足が不自由なためダビデと行動を共にしませんでしたが、ダビデがエルサレムを離れてから死んだような生活を送っていました。ダビデはメフィボシェトに土地を分け与えました。ダビデはヨナタンとの友情(サム上18章)を忘れてはいませんでした。国を二分した内乱は治まりました。イスラエルの歴史はこのようにして神に油注がれたダビデによって続いていきました。