6月5日 み言葉と黙想

6月5日「捨てられた都」
哀歌1章12~17節
そのために、私は泣き
私の目から、この目から涙が溢れ出る。
私を慰め、魂を生き返らせてくださる方が
私から遠ざかったからだ。
敵はあまりに強く、私の子らは見捨てられている。(16節)

黙想
エルサレムは敵の攻撃によって陥落し、荒れ果ててしまいました。人々はその日の食べ物を得ることすら困難になりました。そのような状態になったのは神がそのようにされたからだと嘆きます。神の深い御心を推し量ることはできませんが、回復させてくださるのも神です。エルサレムのこのような状態を見て神が遠ざかったと嘆く人々が涙しつつ日々を送っています。それでもこの人たちは神を呪うことなく、神から離れることはありません。