8月2日 み言葉と黙想

8月2日「多神教の土地での説教」
使徒言行録17章16~34節
パウロは、アレオパゴスの真ん中に立って言った。「アテネの皆さん、あなたがたがあらゆる点で信仰のあつい方であることを、私は認めます。道を歩きながら、あなたがたが拝むいろいろなものを見ていると、『知られざる神に』と刻まれている祭壇さえ見つけたからです。それで、あなたがたが知らずに拝んでいるもの、それを私はお知らせしましょう。」(22、23節)

黙想
パウロたちはギリシアのアテネに行き議会があったアレオパゴスで、唯一の神である主を証ししました。アテネはギリシア神話の神々が至る所に祀られていました。パウロは人々の信仰心を認めたうえで、まことの神は唯一であること、イエス・キリストが死んで復活することによりこのことが明らかにされたことを語りました。パウロの熱情は人々の冷笑にあっても衰えることはなく、ますます燃えて熱心に語りました。その冷笑の中から信じる者が現れました。一度に五千人が信じることもあれば、数人しか信じる人が現れない場合もありますが、神さまを伝える熱情はどのような場合も熱く燃えています。