8月8日「騒動」
使徒言行録19章23~40節
諸君がここに連れて来た者たちは、神殿を荒らしたのでも、我々の女神を冒瀆したのでもない。(37節)
黙想
パウロたちは「手で造ったものは神ではありません」と言って、唯一の神は見ることができないが私たちに働きかけてくださることを説いていました。そしてそれを聞いて信じる人たちが大勢現れました。ところが、エフェソの町にある異教の神殿の模型を作って儲けていた人たちは模型が売れなくなったので、パウロたちの活動を妨害し、町は混乱状態になってしまいました。しかし行政官が来て、パウロたちは神殿を荒らしたのでも冒涜したのでもないことを宣言したため騒動は収まりました。福音を語るときに他を冒涜しないことをパウロたちから学ぶことができます。