8月10日 み言葉と黙想

8月10日「パウロ、心情を語る」
使徒言行録20章13~24節
自分の決められた道を走り抜き、また、神の恵みの福音を力強く証しするという主イエスからいただいた任務を果たすためには、この命すら決して惜しいとは思いません。(24節)

黙想
パウロは第三次宣教旅行から戻るルートに航路を選び、フィリピの近くの町から船に乗って海岸伝いにエルサレムに向かいました。そしてエフェソに近い海岸の町ミレトスでエフェソ教会の長老たちを呼んで彼らに涙を流しながら心情を語りました。自分は謙遜にキリストを証しして来たこと、自分がエルサレムで苦難に逢うであろうことを話した後、どのようになろうとも自分は命を惜しまずに神さまの恵みの福音を力強く証しすると語りました。パウロの熱情が溢れています。これほど主を愛し、主を証しする人がいたからこそキリストの教えが広まりました。そして彼をこのように駆り立てたのは主イエス・キリストとの出会いでした。