8月28日「食事」
使徒言行録27章27~44節
夜が明けかけた頃、パウロは一同に食事をするように勧めた。「今日で十四日もの間、皆さんは不安のうちに全く何も食べずに、過ごしてきました。だから、どうぞ何か食べてください。生き延びるために必要だからです。あなたがたの頭から髪の毛一本もなくなることはありません。」(33、34節)
黙想
船は14日も地中海を漂流しました。地中海といえば美しい穏やかな海を思い浮かべますが、冬の海は非常に荒れるし、当時の船は小さいのです。パウロは乗組員に食べるように勧めました。人は食べることで元気を取り戻し、力を得ますが、危険の中では食べることもできなくなります。そんな時に食べることを思い出して食事をすることは大切なことです。神さまはパウロを通してそのことを思い出させてくださいます。イエス様が教えた祈りに「私たちに日ごとの糧を今日お与えください。」というのがあります。イエス様は食べることの大切さを教えておられます。