2月5日 み言葉と黙想

2月5日「神のものは神に」
マルコによる福音書12章13~27節
イエスは言われた。「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい。」彼らは、イエスの答えに驚嘆した。(17節)

黙想
エルサレムにイエス様を信じない人々がいました。彼らはイエス様を試そうとしてローマ皇帝に税金を納めるのは神に許されているかと問いました。イエス様が許されると答えれば神を冒涜していると審き、許されないと答えればローマ兵に通告しようと考えたのです。イエス様の答えは銀貨に刻まれている肖像と銘を見なさいというものでした。そこには皇帝が刻まれています。そして「皇帝のものは皇帝に返し、神のものは神に返しなさい」と言われました。すべては神が与えたものであり、この世の秩序もまたそうです。その全体を神が治めておられます。神を崇めることはこの世を敵にすることではありません。